楽器買取コラム COLUMN

2024.05.27

おすすめの楽器買取サービス一覧【査定額アップのコツがわかる】

楽器を大切に扱ってきた人こそ、少しでも高値で買取してほしいと思うのではないでしょうか。
少しの工夫で買取価格が上がることもあれば、少しの手抜きで下がることもあります。
楽器を高価買取してもらうには、査定前の準備と業者選びが重要です。

本記事では「おすすめの楽器買取専門サービスと査定額アップのコツ」をわかりやすく解説します。
比較しやすいように、6つの買取専門サービスの特徴を一覧にしました。
査定で見られるポイントや高価買取のコツが理解できるので、楽器売却を検討中の人にきっと役立つでしょう。

具体的に意識することは、以下の2つ。

  1. 実績のある「楽器の買取専門サービス」を選ぶ
  2. やれる準備は査定前にすべてやっておく

とくに、楽器専門の買取サービスを選ぶことが重要。
多種多様な中古品を扱うリサイクルショップでは、正当な評価が得られない可能性があります。

保管できなくなった楽器を少しでも高く売りたい人は、最後まで読んでみてください。

おすすめの楽器買取専門店6選【比較一覧】

本記事がおすすめする楽器買取専門サービス6社を、一覧にまとめました。
業者によっては、特定の楽器に特化しています。

※情報は執筆時点のものであり、予告なく更新される場合があります。

おすすめポイント主なジャンル買取方法対応地域
楽器の買取屋さん取引件数10万件
買取実績10億円以上
買取楽器の種類が豊富
破損した楽器も買取OK
即日(最短30分)出張買取
その日・その場で現金払い
買取方法が豊富
LINE査定あり
ギター
ベース
管楽器
鍵盤楽器
店頭買取
出張買取
宅配買取
法人買取
全国
福ちゃん買取実績800万点以上
幅広い種類の楽器に対応(大型楽器は要確認)
ギター
ベース
バイオリン
管楽器
和楽器
店頭買取
出張買取
全国
楽器高く売れるドットコム運営元が東証プライム上場企業
販売経路が多く高価買取が可能
市場買取相場と独自データによる査定
ギター
ベース
打楽器
管楽器
電子楽器
店頭買取
出張買取
宅配買取
法人買取
全国
ネットオフ吹奏楽系管楽器に強い
宅配買取に特化(送料無料・買取用段ボール無料送付)
当日入金
サックス
フルート
トランペット
クラリネット
宅配買取宅配買取のみ全国
楽器買取アローズ
WEB買取に特化することでコスト削減→買取価格に還元
査定料・手数料・送料無料
査定後に即入金可能
ギター
ドラム
バイオリン
シンセサイザー
ターンテーブル
エフェクター
宅配買取宅配買取のみ全国
ピアノ買取屋さん
買取件数10万件
ピアノの買取に強い(搬出無料)
壊れていてもOK
即日対応(最短30分)
即日現金払い
LINE査定あり
ピアノ全般店頭買取
出張買取
宅配買取
全国
各買取サービスの詳細やキャンペーン情報など、より詳しく知りたい人はコチラをどうぞ。
【厳選比較】楽器買取おすすめNAVI

楽器買取で査定される3つポイント

楽器買取の査定で見られるポイントは、主に3つです。

楽器の製造年
楽器の保存状態
付属品の有無

買取した楽器はメンテナンスして、再び市場に出回る仕組みです。
人気メーカー・モデルや状態のよい楽器は需要が高いため、買取価格も上がりやすい傾向があります。

楽器の製造年

基本的に楽器は製造年が古いほど査定は低くなりますが、ヴィンテージ物のような希少価値の高い楽器は古くても高価買取が期待できます。

珍しい仕様や製造された期間が短い楽器は、とくに高値で取引されるのが特徴です。
反対に、トレンド色の強い楽器や電子機器は、古くなるほど査定が下がります。

また、人気メーカーの代表的モデルは中古楽器の中でも需要が高く、高価買取につながりやすいです。

楽器の保存状態

正常に動作することはもちろん、傷や汚れの度合いも査定ポイントです。
当然きれいであるほど高価買取に近づき、汚いほど査定は下がります。

楽器自体に価値があっても、汚れていれば本来の査定評価を得られません。
あまりにも汚れがひどいと、買取を拒否される場合も。

楽器は置いておくだけでも劣化するため、使わずケースに入れておいても汚れたり錆びたりします。
傷の修復は難しいとしても、落とせる汚れは落としておくべきでしょう。
また、楽器ケースや付属品などに付着した生活臭も、マイナス査定の要因となります。

付属品の有無

購入時に入っていたものすべてを指します。
中古楽器は新品に近い状態であるほど買取価格がアップするため、購入時に付属していたものをそろえておくことが重要です。
「本来付属しているものがそろった状態で購入したい」というニーズは多く、買取業者も査定基準に加えています。

市場のニーズ以外にも付属品をそろえるメリットがあり、査定士に以下の点をアピールできます。

丁寧に扱われてきた
購入後ほとんど使用されていない

どちらもプラス査定につながる要素です。

楽器を高額買取してもらえる7つのコツ

楽器をきれいにしたり付属品をそろえたりする以外にも、高価買取を実現する方法があります。

不要な楽器は早く買取に出す
楽器をきれいな状態にしておく
チューニングしておく
付属品を揃えておく
実績のある買取専門サービスを選ぶ
複数の買取業者から相見積もりを取る
買取の相場価格をリサーチしておく

楽器買取専門サービスの中から選ぶのがポイント。
楽器に特化した査定士でなければ、本来の価値を見抜けません。
動作確認時は実際に演奏して音を確かめるため、長く楽器に携わってきた人でなければ正当な評価は下せないでしょう。

また、自身でも市場の相場価格を知ることで、不当な買い叩きを防止できます。

不要な楽器は早く買取に出す

主な理由は以下の2つ。

製造年が古くなるほど買取価格が下がる
置いておくだけでも埃や錆などにより劣化する

発売から間もない楽器や状態のいい楽器はとくに高値で取引されるため、価値があるうちに買取に出したほうが結果的にお得です。
複数の楽器を売る場合も、新しいうちにまとめて売ったほうが高く売れる傾向があります。

今は出張査定やLINE査定など便利になっており、昔ほど手間はかかりません。
後回しにせず、不要と感じた時点で踏み切るのが高価買取のコツです。

楽器をきれいな状態にしておく

具体的には以下のような部分をクリーニングします。

汚れ

ステッカー・シール
はがした跡
臭い移り など

見た目がきれいな楽器は中古品としての価値が高くなるため、買取価格も上がります。
丁寧に扱ってきたことが査定士に伝わり、印象がよくなる効果も。
とくに、肌が直接触れる部分は、汚れが気になるポイントです。

また、楽器ケースやストラップなどの付属品に、生活臭が付着している場合があります。
楽器ケースに使える消臭スプレーを使い、対処しましょう。

注意点は「無理なクリーニングをしない」こと。
使ってはいけない薬品や誤った方法で楽器を傷つけてしまうと、かえって価値を下げます。
できる範囲で可能な限りきれいにするのが、高価買取のコツです。

チューニングしておく

買取時に、正常な音が出るかの動作確認をされます。
チューニングができている楽器は保存状態がよいと判断され、査定がプラスに働く可能性があります。
自分でできる範囲でいいので、正しい音が出る状態にしておきましょう。
ギターやベースの場合は、弦を張り替えておくのもありです。

注意点は「無理なメンテナンスをしない」こと。
初心者が見よう見まねで補修・修理すると、楽器を破損させるリスクがあります。
とくに年代物の楽器は価値を大きく損ねたり、改造歴があるとの査定を下されたりして、買取価格が低くなります。

付属品を揃えておく

具体的には以下のような付属品があります。

楽器ケース
ACアダプターなどの周辺機器
説明書・保証書・認定書

購入時の状態に近いほど需要があるため、買取価格も高くなります。
反対にそろっていないことで、査定が減額になるケースも。

エフェクターなどの機材関係には専用電源アダプターを必要とするものがあり、付属していないと商品価値がありません。
ヴィンテージ楽器の場合は認定書が付属しているか、ケースが専用のものかで買取価格が大きく変わってきます。

また、直接の付属品でなくとも、不要な周辺機器をセットで買取に出すことで査定がプラスに働く可能性があります。
なかには付属品単体で査定してくれる買取サービスもあるので、不要なら査定に出してみましょう。

実績のある買取専門サービスを選ぶ

リサイクルショップやメルカリなどでも楽器買取は可能ですが、楽器を売るなら楽器買取専門店がおすすめ。
「楽器」の知識だけでなく「買取」のスペシャリストでもあるからです。

リサイクルショップは楽器以外も対応しており、査定士が楽器の専門家とは限りません。
メルカリなどの個人間売買では、高価買取が実現したとしてもやり取りや配送の労力がかかります。

楽器買取専門店なら「確かな目利き」「買取後のメンテナンス」「販売経路」などが充実しており、こちらが余計な手間をおわずに高価買取が可能です。

たいていの楽器買取専門店には無料の事前査定サービスがあり、各業者の買取金額の目安がわかります。
迷った場合は買取実績で選ぶのもありです。

複数の買取業者から相見積もりを取る

1社の査定で決めず相見積もりを取るのは、楽器買取の基本です。
買取業者は独自の査定基準を持っており、同じメーカーやモデル・同じ保存状態でも買取価格は異なります。
得意分野や在庫状況も業者によって違うため、同じ楽器が同じ金額にはならないのです。

複数の業者に査定してもらうことで最高値を見つけやすく、安く買い叩かれるリスクも回避できます。
業者によっては他社の見積もりを考慮して、買取価格をアップしてくれるところもあります。

買取の相場価格をリサーチしておく

需要と供給によって楽器の相場は変動し、買取価格にも影響します。
売りたい楽器の現在の相場を知っておくことで、適正価格の目安をつけられるでしょう。

具体的には、ネットオークションや買取専門サイトなどで調査可能。
同じメーカー・モデルの楽器が、どのくらいの価格で取引されているかリサーチします。

とくに、出張買取の場合はキャンセルしづらい傾向があり、買取業者のセールストークに乗せられて不適正な価格で売却しがちです。
相場を知っていれば提示された買取価格に対して正しい判断ができ、買い叩きも防止できます。

楽器買取の注意点|売る際の考え方

楽器買取で1つ注意したいのが「自己査定を高く見積もりすぎない」ことです。
一度人の手に渡った楽器は、たとえほぼ未使用であっても新品と同じような買取価格にはなりません。

買取価格に期待しすぎると提示される金額にギャップを感じ、売るのをためらってしまいます。
結果、希望価格を提示する買取サービスを探し続けているうちに、売り時を逃すことになるでしょう。

市場の相場や各業者の見積もりを比較し、自己査定ではなく市場価格で最高値を目指すことが重要です。

楽器買取で利用される3つの方法

楽器買取にはいくつかの方法があり、買取業者によって対応範囲が異なります。

店頭買取
出張買取
宅配買取

それぞれに良し悪しがあるので、持っている楽器の種類や居住区・ライフスタイルに応じて選びましょう。
選ぶ際はかかる費用だけでなく、運搬の手間・待機時間・来訪準備などの「見えない経費」も考慮することが重要です。

店頭(持ち込み)買取

実店舗を持つ買取専門業者に直接楽器を持ち込む方法で、すぐに現金化できる点が魅力です。
持ち運ぶ手間がかかるため、大型楽器より小型〜中型の楽器に向いています。
楽器が好きな人なら、待ち時間に他の楽器を物色して楽しめるでしょう。

事前に査定を申し込んだほうがスムーズです。
当日に売りたい楽器を持ち込み、査定を受けます。
とくに問題がなく買取価格に納得できれば買取が成立し、手続き終了後に現金が支払われます。

店頭買取のメリット
店頭買取のデメリット
その場で現金化できる
買取価格を交渉しやすい
査定が終わるまで待つ
持ち運ぶ手間がかかる

出張買取

買取業者が自宅まで楽器を引き取りにくる方法で、楽器を運ぶ手間がかかりません。
大型の楽器に向いており、持ち運びに必要なものは業者が用意します。

訪問時に査定され、買取価格に納得できれば契約が成立し、その場で代金が支払われます。
ただし、出張買取の実施エリアや条件は業者によって違うため、確認が必要です。

店頭買取のメリット
店頭買取のデメリット
自分一人で動かせない楽器も買取可能
楽器を運ぶ手間が不要
即日現金化できる
実施には条件がある
自宅に業者が入る
査定中の立ち合いが必要

宅配買取

買取してもらいたい楽器を業者に送る方法で、待ち時間に縛られない点が魅力です。

WEB上で概算の査定額が提示される
納得できれば買取を申し込む
業者から梱包資材が送られてくる
業者に楽器が到着後に本査定金額を提示
納得できれば口座へ買取代金が支払われる

買取価格に納得できない場合は、キャンセル手続き後に楽器が返送される仕組みです。
梱包材の費用・送料・キャンセル料など、業者によって負担額が異なります。

店頭買取のメリット
店頭買取のデメリット
査定中も自由に行動できる
近くに店舗がなくても買取可能
楽器を運ぶ手間がかからない
梱包の手間がかかる
すぐには現金化できない
場合によっては自己負担が増える

楽器買取でよくある質問

【古い楽器も買取できる?】
可能です。
なかにはヴィンテージ物の楽器もあるため、確かな目利きを持つ「楽器買取専門店」へ依頼しましょう。

【壊れている楽器は買取できる?】
可能です。
事前に破損個所の詳細を伝えることで、スムーズに査定できます。
壊れている楽器でも、諦めずに買取に出してみることが重要です。

【楽器の種類がわからなくても買取できる?】
可能です。
楽器のスペシャリストがそろっている「楽器買取専門店」であれば、どんな種類の楽器でも査定できます。

【楽器買取に必要なものは?】
本人確認できる書類が必要です。

運転免許証
健康保険証
マイナンバーカード
住基カード
外国人登録証 など

※2020年2月4日以降に発行されたパスポートは、身分証明書としては使えなくなりました。
※18歳未満の場合は、都道府県の条例により買取できない場合があります。

楽器を売るなら買取専門サービスがおすすめ!

楽器を売るなら、楽器の買取だけを専門に行う業者がおすすめです。
楽器の査定には専門知識や動作確認のための演奏技術などが必要で、リサイクルショップや個人間売買では正当な買取価格で取引されない可能性があります。

買取の専門業者は引き取った楽器の再販ルートや、保管・運搬に関するノウハウも豊富です。
少しでも高価買取を目指すなら、楽器買取専門店へ依頼しましょう。

申し送り事項
・構成案に変更があります
買取方法トピックより、

委託販売

の見出しを削除しました。
理由→リサーチの結果、買取サービスを利用しなくなる要素があると判断したため
代替→

楽器買取の注意点|売る際の考え方

を追加しました。

・文字数が6000文字ほどありますが、本記事1つで楽器買取の基礎を説明する必要があると判断しています。
他の記事で楽器買取の基礎知識が必要な場合は、すべて本記事への内部リンクで完結できるように制作しました。